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盆栽はどこで買うべきか

さいたま市の大宮盆栽村にある作業用の盆栽園で、木製の棚に並ぶ松の盆栽

さいたま市、大宮盆栽村にある作業用の盆栽園。Photo by Guilhem Vellut, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons — Source

質問できる相手から買ってください。近くに盆栽園があれば対面で、なければ経歴を確認できる専門のオンライン販売店で。スーパーの陳列棚や身元の分からないオンライン出品は、あくまで入口としてなら悪くありませんが、まとまったお金を払うだけの完成された一本として期待するのは禁物です。 どこで買うかは何を買うかより重要です。最初の一本でつまずく原因のほとんどは、木そのものというより、買い手に本当のことを伝えられなかった、あるいは伝えなかった売り手にたどり着きます。

園で買うのが基本

盆栽を専門に扱う園、つまりホームセンターの季節売り場ではなく、木を育て仕立てること自体を生業にしている園が、もっとも安全な選択肢です。Bonsai Empireが運営する一覧には、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの専門園が数百件掲載されており、小さな個人経営の園から、盆栽専用の温室だけで17万5000平方フィート以上を持つBrussel's Bonsaiのような大規模な生産者まで幅広く並んでいます。こうした園は、売る木の一本一本に評判がかかっており、特定の木の経歴について直接尋ねれば答えられるスタッフがいて、多くの場合、届いた木が不健康だった場合の返品対応も用意されています。

だからといって、スーパーやホームセンターの木を最初から除外する必要はありません。こうした木は海外では mallsai(モールサイ、"mall(モール)"と"bonsai"を掛け合わせた造語で、盆栽の伝統とは別の流れで量産される木を指す)と呼ばれます。mallsaiが買う価値のあるものかどうかは別の記事で詳しく扱っています。要点だけ言えば、練習用の安価な一本としてなら悪くないが、本物の盆栽の品質を期待するものではない、ということです。

信頼できる売り手が実際に教えてくれること

良い売り手は、悪い売り手がはぐらかす質問にきちんと答えます。初心者向けの購入ガイドを書いている育て手たちが挙げる基準は、たいてい同じ三点に集約されます。木が健康かどうか、値段が実際の品質に見合っているかどうか、そして初心者がつい見落としがちな、実際に何の土に植わっているかどうかです。水はけの良い専用の盆栽用土は、盆栽の作法通りに手入れされてきた証拠であり、遠目には形が良く見えても、飾り石をのせただけの普通の園芸用土は、そうでないことの証拠です。信頼できる売り手であれば、聞かれる前から根の状態を見せる、あるいは少なくとも説明してくれます。

ネット購入で確認すべきこと

同じ基準はオンライン購入にも当てはまりますが、危険信号は写真の裏に隠しやすくなります。購入ガイドが繰り返し警告している点の一つが、出品されている木のすべてに、不自然なまでにきれいに揃った樹齢が付けられているケースです。「どの木も樹齢30年」といった表記は、種から自分で育てた場合を除けば、売り手が本当に一本一本の正確な樹齢を把握していることはほとんどないという事実と食い違います。幹の樹皮が若く滑らかなままの木が、何十年物とされているのはよくある食い違いです。作家仕立てのように見える立派な鉢が、撮影の数日前まで安価な育成鉢に植わっていた木に載せられているだけ、というケースにも注意が必要です。木自身が語っていない魅力を、鉢だけが語ってしまっていることがあります。

売り手が海外にいる場合、通常の配送には別の注意が加わります。とりわけ日本の盆栽園から買う木は、そのまま郵送してもらえる荷物ではありません。多くの盆栽はそもそも日本から国外へ持ち出すこと自体ができず、持ち出せるものも、登録された園を通じた数年単位の検疫手続きを経るのが通常です。この点は盆栽は輸出できるのかで詳しく扱っています。日本から成木を早く簡単に発送できると約束するオンライン販売店の言葉は、支払いの前に二重に確認する価値があります。

買う相手は木より先に人

日本国内では、この問いはおおむね自然と答えが出ます。日本のbonsai-en(盆栽園)は、木と人間関係をそもそも切り離して考えないことが多いからです。多くの園は木そのものか、きちんとした写真を見ないまま値段を提示することはなく、初めて訪れた客も、値段の話が出る前に園主との関係づくりから始まるのが普通です。これは日本に限った作法ではなく、生きていて一点物である何かを買うときに、どこでも通じるほぼ普遍的な原則に近いものです。木の状態、土、経歴、そして来年何が必要になるかを丁寧に説明してくれる売り手は、ページの中で一番安い値段より価値があります。

そしてそれこそが、購入そのものを終えたあとも大切にすべき基準です。良い買い方をした盆栽は、その木をすでに知っている誰かとの関係の始まりでもあります。近所の盆栽園かもしれませんし、木が日本に留まり続け、育て手が世話を続けるAzukariのような仕組みかもしれません。木を世話する人と所有する人が、レジで別れるのではなく、季節ごとに連絡を取り合いながらつながり続けるという形です。

参考リンク

  1. Bonsai Empire — "Where to find Bonsai trees for sale" — アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの専門盆栽園とオンライン販売店の一覧、Brussel's Bonsaiの温室規模を含む。
  2. Love My Bonsai — "What To Look For When Shopping For A Bonsai Tree" — 購入前に確認すべき木の健康状態、用土の質、根の状態についてのチェックリスト。
  3. Bonsai-En (Australia) — "Don't Fall For This Bonsai Scam" — オンライン出品に見られる危険信号について。不自然に均一な樹齢表記や、木の実態と釣り合わない鉢の使用など。
  4. Fujikawa Kouka-en — Overseas Buyers — 日本の盆栽園が海外からの問い合わせに、掲載された相場ではなくメールと写真のやり取りを通じて対応している事例。
  5. Wikimedia Commons — File: Bonsai nursery @ Omiya Bonsai Village (13593836174).jpg — ヘッダー画像の出典とライセンス(CC BY 2.0、撮影 Guilhem Vellut)。
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