
工房で制作する佐伯和希 / 撮影: Azukari
Azukari には、いま、ひとりのパートナー作家がいます。最初の作家、佐伯和希です。その彼に続く、2人目の作家を、私たちは探し始めました。
きっかけは、あるオーナー候補から届いた、ひとつの要望でした。そして探索の地図は、いま群馬へと向かっています。
なぜ、2人目なのか
Azukari にとって、作家を増やすとは、樹を増やすことと同じではありません。それは、一本の樹を長い年月にわたって預かり、育て続けてくれる「手」を増やすことです。
私たちのモデルでは、樹は売って終わりではありません。オーナーが決まったあとも、その樹は作家のもとに残り、日々手入れされ、年を重ねていきます。だから、作家を一人迎えるということは、これから何年も続く関係をひとつ始めるということです。慎重に、ゆっくり選ぶ理由が、ここにあります。
ひとりのオーナー候補の、ひとつの要望
今回の探索には、はっきりとしたきっかけがありました。
あるオーナー候補の方から、こんな樹に出会いたい、という要望が届いたのです。誰なのか、どこの国の方なのか、ここでは書きません。まだ確かなことが何も決まっていないからです。けれど、その一通の声が、私たちに次の問いを投げかけました。
その樹を仕立てられる作家は、いま、Azukari にいるだろうか。
答えは、まだいない、でした。だからこそ、探す。要望が先にあって、それに応える手を探しに行く。今回の出発点は、そういう順番でした。
群馬へ
そして、いま。私たちの探索は、群馬へ向かっています。向かう先は、赤城です。
その赤城に、日本でいちばん多く育てられている品種の盆栽を、長く作り続けてきた作家がいます。私たちは、来週の土曜日、6月20日に、その人に会いに行きます。
会って、そこから何が始まるかは、まだ分かりません。けれど、最初の作家のときと同じように、ここでまたお話しします。ゆっくりと。
よくある質問
2人目の作家はもう決まったのですか。いいえ、まだ決まっていません。来週の土曜日、6月20日に、群馬の赤城へ、会いたい作家を訪ねます。実際に決まるのはそれからですが、まず会うところから始めます。きっかけになったオーナー候補とは誰ですか。お名前や素性は公表していません。Azukari は今後どんどん作家を増やしていくのですか。数を追うつもりはありません。一本の樹を長く預かれる手を、ひとりずつ、関係を確かめながら迎えていく考えです。