東京では、表参道や銀座など、古風と先端が融合する街で盆栽を見かける機会が増えました。歴史ある展示会への出展で評価される世界から、ソーシャルメディアでの活躍へ。そしていま、街へ盆栽のショーケースを広げるムーブメントが生まれています。それを実際に体現しているのが、Azukariの最初のパートナー作家・佐伯和希です。
Azukariでは、パートナー作家がオーナーに代わって木を育てます。だからこそ大切なのは、その作家が、世の中でどう活躍しているか。佐伯和希は、SNSで国内外に発信し、街なかへ盆栽を持ち出し、展示・販売・ライブパフォーマンスへと活動を広げています。世界への発信、現代的な感性、そして街に盆栽を持ち込む視点。その三つを併せ持つ作家です。
佐伯和希とは

東京を拠点とする盆栽作家。日本園芸協会認定の盆栽士で、キャリアは約7年。惹かれたのは、白く枯れたジン・シャリと生きた緑の葉が一つの木に同居する姿、「生と死が同居する樹」でした。日々の制作をSNSで発信し、これまで盆栽と縁のなかった人にも届け、国内外にファンを持ちます。活動は体験・販売・リスタイル、そしてホテルや店舗での盆栽ショーケースへと広がっています。
活躍① — 街なかの盆栽ショーケース(LAMBERT)
その視点が、いま形になっているのが盆栽ショーケースです。東京・予約制の日本庭園×茶室cafe「LAMBERT」(@lambert.tokyo)で、佐伯さんは盆栽作家として作品を設え、ショーケース展示を行っています。盆栽が「特別な展示会」を出て、人が集う日常の空間に置かれている。「街に盆栽を持ち込む」活動の現場です。

そしてここで展示されている一鉢は、実際に手に入ります。真柏・樹齢50年(半懸崖)、Azukariの MKT-004 です。

佐伯さんのショーケースは、東京のcafe「LAMBERT」だけではありません。箱根のフォレストリゾート 箱根リトリート före & villa 1/f(@hakone.retreat)とも提携し、盆栽を滞在の場へと広げています。この企画で佐伯さんは盆栽の制作・展示・空間演出を担当し、6月1日から、おそらく日本初となる盆栽付き宿泊プランが始まりました。

「滞在の記憶を、かたちにする。」
盆栽をただ鑑賞するのではなく、一鉢と時間を共に過ごし、静けさの中で自然と向き合う体験。滞在の記憶が、帰った後の日常にも静かに残り続ける。そんな時間を目指しています。
活躍② — 日本旅で会える4作品(MKT-004はこの1本)
この MKT-004(真柏・樹齢約50年)は、Altsの秋の日本ツアーで会える4作品のうちの1本です。ツアーでは、佐伯さんがその場で一鉢を仕立てるライブパフォーマンスと、出品4作品を間近でご覧いただけます。街なかのショーケースで見た一鉢に、ツアーで再会し、手にできる。その一本の線を、体験していただけます。
出品4作品:
- 黒松 45年 — 懸崖
- 真柏 40年 — 半懸崖
- 真柏 30年 — 模様木
- 真柏 50年 — 半懸崖 ← LAMBERT展示・MKT-004
出会いの話
佐伯さんの活動の根には、こんな出会いがあります。根上り五葉松だけを手がける90歳超の生産者。盆栽を始めたのは65歳から。それでも数十年かけた一鉢一鉢は、力強く美しいものでした。約60歳差を盆栽という共通言語で越え、「始めるのに早すぎも遅すぎもない。盆栽は人をつなぐ」。発信も、街への持ち込みも、この姿勢の延長線上にあります。
Azukariの樹は、こうして第一線で活躍する作家の手で育てられています。街なかのショーケースで出会った佐伯和希の一鉢を、あなたのものに。